2023-08-23

2023年度8月18日灯篭流しの様子

8月18日午後6時 青龍寺本堂にて灯籠流し法要

を行い、その後と浅水川へと移動し灯籠を流しました。

灯籠流しとは、お盆に返ってきてくださったご先祖様をまた再び極楽浄土へとお送りするという思いを灯籠にのせて川へ流す行事です。

今年の川は少し水量が多かったので流す場所を変え、参加者には堤防の上から灯籠を係の者へと渡していただき流す形となりました。

今年から灯籠に亡きお方へのメッセージを書いていただくようにしました。そのひとつをご本人より了承を得たうえでご紹介いたします。

「おじいさん、おばあさん、おばちゃん、いつもありがとう」

高校1年生が書いてくれた短い文章です。

私がここですばらしいと感じたのは「いつもありがとう」となっているところです。

一般の多くの方々は故人に対して「今までどうもありがとう」となると思います。

人が亡くなり存在も消えてなくなるのではなく、この高校生はおじいさん達が極楽浄土から現在進行形で見守ってくれているという思いがあるからこそ、

自然と「いつもどうもありがとう」になったのだと思います。

灯籠流しでの皆様のそれぞれ思いのこもったメッセージ、必ず極楽の方々へと伝わったはずです。

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